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世界初!モルディブの「世代別たばこ禁止法」——旅行者が知っておくべきこと
モルディブ

世界初!モルディブの「世代別たばこ禁止法」——旅行者が知っておくべきこと

2026年4月6日
7分
記事詳細

2025年11月1日、モルディブ政府は世界で初めて「世代別たばこ禁止法」を施行しました。 **2007年1月1日以降に生まれたすべての人**を対象に、モルディブ国内でのたばこの購入・使用・所持を生涯にわたって禁止するという、前例のない法律です。 この法律はモルディブ国民だけでなく、**日本人を含むすべての外国人観光客にも適用**されます。モルディブへの旅行を計画している方は、ぜひ内容を把握しておきましょう。

なぜ「世界初」なのか?

「特定の世代を対象に、生涯にわたってたばこを禁じる」という発想は、以前にもニュージーランドが検討したことがありました。しかし、2023年の政権交代によって法案は撤回。 モルディブはその後を引き継ぐ形で、世界で初めてこの制度を実際に施行した国となりました。 この法律は「たばこ規制法の第二次改正」として制定されており、目的は明確です——**非感染性疾患(生活習慣病)の撲滅と、「たばこのない世代」の実現**。 小さな島国が、世界の公衆衛生の歴史に新たな1ページを刻んだ瞬間です。

法律の主なポイント

対象者:2007年1月1日以降生まれのすべての人

この法律が適用されるのは、2007年1月1日以降に生まれたすべての人です。 現在(2025年時点)では18歳以下の若者が主な対象ですが、この規制は**年齢を重ねても解除されません**。つまり、対象者が30歳になっても、50歳になっても、モルディブ国内でたばこを購入・使用することは生涯にわたって禁止されます。

禁止される行為

- たばこ製品の購入 - たばこの使用・喫煙 - 他者へのたばこの譲渡・販売 紙巻きたばこはもちろん、あらゆる形態のたばこ製品が対象です。

罰則:高額な罰金

違反した場合の罰則は厳しく設定されています。 **販売者側の罰則**:2007年以降生まれの人にたばこを販売した小売業者には、**5万モルディブ・ルフィア(約3万2,000円)**の罰金が科されます。販売前の年齢確認も義務付けられています。 **使用者側の罰則**:違反者にも高額な罰金が科される可能性があります。当局による取り締まりは強化されており、観光客も例外ではありません。

電子たばこ(VAPE)は全員禁止

世代別禁止法とは別に、**電子たばこ・加熱式たばこについては年齢を問わず全員に禁止**されています。 2024年11月15日より施行されたこの規制により、以下のものがすべて禁止されています。 - 電子たばこ(VAPE)本体 - リキッド・交換用ポッド - 加熱式たばこ(アイコス等) **空港の税関で発見された場合は没収**されます。出国時に返却を受けるための受取証が発行される場合もありますが、滞在中は使用できません。

観光客への影響:具体的に何が変わる?

2006年以前生まれの方(現在18歳以上)

紙巻きたばこについては、以下の範囲内での持ち込みが引き続き認められています。 - 紙巻きたばこ:最大200本 - 葉巻:最大25本 - 刻みたばこ:最大250g ただし、喫煙できる場所は**リゾート島内の指定喫煙エリアのみ**です。ローカル島のレストランや公共の場所での喫煙は禁止されています。

2007年以降生まれの方(現在18歳以下)

モルディブ国内でのたばこの購入・使用は**一切禁止**です。持ち込みも認められません。

電子たばこ・加熱式たばこを使用している方

年齢に関係なく、**持ち込み自体が禁止**されています。出発前に必ず荷物から取り出しておきましょう。

なぜモルディブがこの法律を作ったのか

モルディブは人口約50万人の小さな島国ですが、非感染性疾患(糖尿病、心疾患、がんなど)による死亡率が高く、公衆衛生上の大きな課題を抱えています。 たばこはその主要な原因のひとつとされており、政府は長年にわたって規制強化を進めてきました。 「今の若者世代が大人になる頃には、たばこのない社会を実現したい」——この法律には、そんな強い意志が込められています。 世界の多くの国が「禁煙エリアの拡大」や「たばこ税の引き上げ」といった段階的なアプローチを取る中、モルディブは一世代まるごとを対象にした**根本的な解決策**を選びました。

ニュージーランドの「幻の法律」との比較

2022年、ニュージーランドは世界で初めて「世代別禁煙法」を可決しました。2009年以降生まれの人を対象に、生涯にわたってたばこの購入を禁じるという内容でした。 しかし2023年の政権交代後、新政権はこの法律を撤回。「個人の自由の侵害」「闇市場の拡大リスク」などを理由に挙げました。 モルディブはこの教訓を踏まえつつ、より強固な法的基盤のもとで施行に踏み切りました。小さな島国ゆえに国境管理がしやすく、法律の実効性を確保しやすいという地理的条件も後押ししたと言われています。

旅行前のチェックリスト

モルディブへの旅行を計画している方は、出発前に以下を確認しておきましょう。 **電子たばこ・加熱式たばこを使用している方** → 持ち込み禁止。荷物に入れないこと。 **2007年以降生まれの方** → 紙巻きたばこも含め、すべてのたばこ製品の使用・購入が禁止。 **2006年以前生まれで紙巻きたばこを持参する方** → 200本以内に制限。リゾート内の指定喫煙エリアのみ使用可能。

テンダーブリーズツアーズからのひとこと

この法律は、モルディブが「美しい海を守る」だけでなく、「国民の健康と未来を守る」ことにも真剣に取り組んでいることを示しています。 旅行者として現地のルールを尊重することは、その国の文化や価値観へのリスペクトでもあります。 モルディブへの旅行に関するご不明点は、ぜひテンダーブリーズツアーズにお気軽にご相談ください。最新の現地情報をもとに、安心して旅を楽しんでいただけるようサポートいたします。

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